皆様は“藍染めで手ぬぐい作り”をしたことがありますか？

今回は、ホームで藍染めが出来るイベント「染物教室」がございました。

 

作るのはとても簡単で、所要時間は約1時間。

まず始めに、手ぬぐいに輪ゴムで絞りを作っていきます。

丸模様をつけるには、布をつまんで輪ゴムで留めます。縦に線をつけるには、手ぬぐいを蛇腹折りにし、輪ゴムで留めます。人によって絞りの大きさ、高さ、数が違っていて、皆様夢中になって作っておられました。

絞りを作り終わった後は、60度のお湯に専用の液を入れ、汚れを取るために手ぬぐいを洗っていきます。

新聞紙で液をふき取り、いよいよ藍染液に2分程浸します。

皆様興味深々で「おぉ～すごいすごい」と席から立ち上がって眺めていらっしゃいました。

最初は緑色をしていますが、時間が経つとだんだんと綺麗な藍色へと変化していきます。

空気中の酸素に触れて、藍色に変化していくようです。

藍染めの藍には、抗菌作用・抗炎症作用・抗酸化作用の効果があるとされており、戦で怪我をした時は、藍染めの服を破って止血していたとされています。また、防虫効果もあるので大切なお洋服は藍染めの風呂敷で包んで保管もしていたようです。

 

女性の方は小さなお鞄を持っていらっしゃる方が多いので、手ぬぐいに包んで持ち歩いて頂いたり、汗を拭いたり、お部屋で飾ったりと楽しんで頂けると思います。

 

誰一人同じ作品はなく、世界にひとつ、自分だけの手ぬぐいが完成いたしました。

「こんな体験できないからね～。」「意外に簡単だったわね～。」というお声を頂きました。

皆様の作品はとても温かみがある作品に仕上がりました。是非、夏祭りに展示したいと思います！